1987-08-21 第109回国会 衆議院 外務委員会 第3号
また、例のポクロフスキー通商代表部代表代理の問題に対して、我が国の出頭要求に応じない、したがって退去命令を出すということで、それぞれにそれぞれの国の国内法また国際法があるわけでございますから、その規定に従って厳正にそのことは対処する。しかしそのことと日ソ両国の友好関係、動かすべからざる隣国である日本とソビエトとの関係は、こういう問題を離れて考えていくべきではなかろうかと思うわけでございます。
また、例のポクロフスキー通商代表部代表代理の問題に対して、我が国の出頭要求に応じない、したがって退去命令を出すということで、それぞれにそれぞれの国の国内法また国際法があるわけでございますから、その規定に従って厳正にそのことは対処する。しかしそのことと日ソ両国の友好関係、動かすべからざる隣国である日本とソビエトとの関係は、こういう問題を離れて考えていくべきではなかろうかと思うわけでございます。
先ほどお話しのポクロフスキー通商代表部代表代理に対する我が国のとっております措置は、その身分にふさわしくない行動をとってきましたので、我が方が累次出頭要請をいたしましたけれども、その出頭要請に応じないということであるので、やむを得ず退去を要請したということでございます。
日本側は昨日、やはり先般来問題になっておりました東京航空計器の事件に関連をしてポクロフスキー通商代表部代表代理について、やはり、PNGではないが国外退去を要求する。これは、事件の内容は既に御案内のとおりだろうと思います。これに関連をしておるわけでございます。
まず、ソ連との事件の問題でございますが、先 ほども申し上げましたように、ソ連のポクロフスキー通商代表部代表代理が東京航空計器株式会社のフライト・マネジメント・システムの研究に関連した資料を違法に入手いたしました。我が国法に触れた方法でありましたので、我が国としては出頭を要請していたところでございますが、これに協力しなかったということでやむを得ず退去を要請した次第なのであります。
案件は、東京航空計器株式会社のフライト・マネジメント・システムの研究開発資料をソ連のポクロフスキー通商代表部代表代理が違法に入手したということに対して出頭要請を求めたのでございますが、その要請に応じなかったと、そういうことで今回の処置となったものでございます。